会長ご挨拶
超高齢社会となった今、
認知症の方々を社会全体で支える。
福井県認知症 キャラバン・メイト協議会会長
中村 達夫
みなさんこんにちは。
「福井県認知症キャラバン・メイト協議会」の会長をさせて頂いておりますキャラバン・メイト(ID福井-17- 58)中村達夫でございます。
「認知症サポーターキャラバン」の全国活動がスタートし10年が経過しました。私自身もまさにスタート元年の平成17年に当時福井市の介護相談員という立場でキャラバン・メイトの受講・登録をさせて頂きました。当初は、現在のような全国規模での大きな活動になるとは予想も出来ず、当初からご尽力された関係者の方々はもちろん、全国キャラバン・メイトお一人お一人の活動の成果であるものと感銘致しております。
本協議会も6年前に発足し、それまで県内各市町でそれぞれに活動されてこられたキャラバン・メイトさん13名が中心メンバーとなり、福井県健康福祉部 長寿福祉課/在宅ケア推進グループとの協働で、県内一円の活動状況ならびにその動向について情報共有し、さらなる活動推進となることを目的としております。
・ 年1回の新規キャラバン・メイトの養成研修
・ 県内キャラバン・メイト交流会の開催
・ 認知症サポーターステップアップ講習 等々
様々な立場でお手伝いさせて頂いております。
また、県内キャラバン・メイト同士の情報交換のツールとしてこの度赤い羽根共同募金会様の助成金を頂き、別途ご案内のメーリングリスト(キャラバン・メッセージ)ならびにホームページを作成致しました。皆様の活動の一助にして頂ければ大変うれしく思います。
超高齢社会となった今、認知症の方々を社会全体で当たり前に受入れしていくことが益々必要とされます。その為に全ての人が認知症のことを正しく理解し、自然に受入れ適切な対応をとりながら社会全体で支えていく仕組み(ネットワーク)づくりが、まさにこの「認知症サポーターキャラバン」の活動そのものではないでしょうか。
最後になりましたが、本活動を通じ県内キャラバン・メイト同士の交流が生まれ、同じ活動仲間、同じ福井県民として次世代につながる住みよい街づくりに貢献できることは素晴らしいことだと思います。
福井県キャラバン・メイト皆様の益々のご活躍をご祈念申し上げます。